2016年1月6日水曜日

30日でできる!OS自作入門 導入とか

達人出版会×マイナビ 年末・年始電子書籍セール - 達人出版会 が行われていたので
ちょうどいいと思い 30日でできる!OS自作入門を電子書籍版で購入した。
初版がやや古く、手元の環境がwindows10の為どこまで書籍に従い動くかも含めておべんきょーを。

以下電子書籍版で動かし始め-chapter1,2までのメモ
○付録CD-ROMについて
 電子書籍版は付録CD-ROMがついてない。
 どうするかというとhttps://book.mynavi.jp/support/pc/1984/ 書籍サポートサイトで
 isoが配布されているのでこれをマウントして利用した。
 作者のサイト http://hrb.osask.jp/ が閲覧不能状態だが
 http://hrb.osask.jp/tolset_h.zip をダウンロードしてきてCD-ROM内部のデータを上書き。

○chapter 01
 バイナリの写経は少し面食らったがフロッピーディスクのサイズに収まるOSのひな型づくり
そしてコンピュータの動作する仕組みについてとアセンブラの導入としてバイナリ直書きするアセンブラプログラムの作り方を手を動かしながら

○chapter 02
chapter 01の内容を発展させてアセンブラの命令セット群の解説とレジスタについて
バイナリ直書きから意味を持たせたアセンブラプログラムの作成そして今後の開発の為にmakefileについての解説が少し。

1点だけ 本文 P45 に記載されているMakefile(及び付録CD-ROM内のMakefile)では
動作しないところがあったため修正した。
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[書籍内のMakefile (抜粋)]
run :
../z_tools/make.exe img
copy helloos.img ..¥z_tools¥qemu¥fdimage0.bin
../z_tools/make.exe -C ../z_tools/qemu

[修正後の記述]
run :
../z_tools/make.exe img
cp helloos.img ../z_tools/qemu/fdimage0.bin
../z_tools/make.exe -C ../z_tools/qemu
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とにかくchapter01の段階でも書いたものが動いて動作を確認できるので
おもしろく進めて行けてます。